ぐち

最近、一回しか会ったことないおっさんから
ペットロスで辛いとしきりに連絡がくる。

 

私も数年前に、人生の半分以上を一緒に暮らしたワンコを亡くして自殺未遂をした。
私のいない所で交通事故に遭い、突然だった。死に目にも間に合わなかった。

 

おっさんは充分心の準備をする時間もあり、死に目にも立ち会えたそうだ。
それだけでもマシじゃないかと正直思うが、辛いならとカウンセリングを勧めた。

 

それでも「辛い」「辛い」と連絡してくるので、
「ペットを亡くしたのはあなただけではない、こちらも思い出して辛いので、この話は止めてくれないか。専門家にかかっているなら私に言えることはない」
とやんわり言った。

 

メッセージを受ける度に過呼吸を起こしている。
いい加減にしてほしい。

 

そしてわかってくれたかのように見える返信が来たが、
さっきまた来た。

 

「脳の病気で障害があり、日々辛い。ペットロスで尚辛い(意訳)」
ペットロスの話はこちらも辛いと言ったじゃないかと返すと
「記憶力に障害がある」と。

 

気の毒には思うが、
「ならちょうどいいじゃないですか。みゆちゃん(亡くなったペットのモモンガ)のことも忘れたらどうですか?」と
返しそうになる位には、私も病んでいる。

 

もちろん言ってないけども。

 

 

何が困るって、この人からの連絡を受けると
フラッシュバックで余裕が無くなるのか
関係ない人にまでキツくあたってしまう。
それどころか、フラッシュバックが強いときは一切の返信作業が滞ることも。

 

私は私の日常生活に必死で、
一回しか会ったことのない、しかもその一回でしっかりと悪印象を残していったおっさんを慰める余裕も励ます余力もない。

 

ほんといい加減にしてほしい。

 

以上、
返信欄に打ちかけて消した
「ならちょうどいい・・・」を消化したくて書いた文でした。
失礼しました。